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サプリメントの現状

 現在、アメリカのサプリメント市場は、350億ドルを超えるといわれています。現地の消費者調査報告によると、アメリカ成人の6割以上がサプリメントを服用し、8割以上がサプリメントの安全性や品質、有効性を信頼しているとのことです。

 このようなサプリメント市場が好調な背景には、アメリカの医療事情があります。アメリカでは、日本とは異なり、公的な国民皆健康保険制度がなく、医療保険の大部分を個人で負担することが多いのです。また、医薬品が他の先進国に比べて3割ほど高いといわれています。高額の医療費を請求され、自己破産者が相次ぐなどの社会問題が表面化しています。そこで、アメリカ国民は、手軽で安価なサプリメントによる栄養療法に目を向けたのです。

 アメリカでは、1994年に成立したDSHEA(栄養補助食品健康教育法)という法律により、サプリメントは、「食品」と「薬」の中間的な存在と規定されています。わが国で2015年4月にスタートした機能性表示食品制度は、DSHEAを参考にしたものとされています。この制度では、安全性と有効性の科学的根拠(エビデンス)に関する情報を届け出ることにより、企業の責任において機能性をパッケージに表示することができます。これによって、サプリメントも「機能性表示食品」として販売することが可能となります。日本のサプリメント市場も今後ますます発展していくことが予想されます。

 この記事では、多様な機能性を有し、近年、世界中の研究者などから注目を浴び、サプリメントの有効成分として有望である、海藻由来の「フコキサンチン」という物質についてご紹介したいと思います。

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